年齢層が高いイメージがあるタクシー運転手ですが、40~50代でも転職可能なのか、気になる方もいるでしょう。
今回は、タクシー運転手への転職を考えている方向けに、タクシー運転手の年齢制限について解説します。
タクシー運転手に年齢制限はある?
タクシー運転手になるのに、年齢制限はあるのでしょうか。ここでは、タクシー運転手の年齢制限の下限・上限について見ていきましょう。
タクシー運転手の年齢制限の下限は?
タクシー運転手の年齢制限の下限は19歳です。この年齢制限は、タクシー会社が定めているわけではありません。タクシー運転手に必須の二種免許の取得に年齢制限があるため、19歳以上でないとタクシー運転手になれないのです。
以前は、二種免許の取得要件が「21歳以上・普通免許取得後3年以上」と定められていました。しかし、2022年5月13日以降は、年齢要件に関する特例の教習(7時限以上)を受けることで、年齢要件を19歳以上に引き下げられるようになっています。
また、普通免許の経験年数要件に関しても、特例の教習(29時限以上)を受ければ「普通免許取得後1年以上」に引き下げられます。よって、19歳以上であれば、タクシー運転手になることが可能です。
タクシー運転手の年齢制限の上限は?
タクシー運転手の年齢制限の上限については、これといった決まりはありません。一般的な企業の定年は60~65歳ですが、タクシー運転手の定年は会社で異なります。
60代、70代でタクシー運転手として働いている方もおり、一般的に転職が厳しいとされている40~50代の未経験者でも転職できる可能性があります。
タクシー運転手の転職で注意したいこと
タクシー運転手は年齢の上限がないことが多く、40~50代でもタクシー運転手として働ける可能性があります。ただし、タクシー運転手に転職するにあたり、下記の点について注意が必要です。
視力に問題はないか
タクシー運転手への転職を考えているなら、視力に問題はないかを調べておきましょう。タクシー運転手に必須の二種免許の取得・更新には、一定程度の視力が必要です。
また、旅客運送に従事する方向けの二種免許は、普通免許よりも視力が重視されており、通常の視力検査だけでなく「深視力検査」もクリアしなくてはなりません。
深視力検査とは、物体の遠近感や立体感の認識度を測る検査です。二種免許をはじめ、大型免許や中型免許取得時にも、深視力が測定されます。
乱視がある、左右の度数が大きく違うといった場合、深視力が低い可能性があります。不安な場合は、事前に眼科や眼鏡店などで深視力を測ってみると良いでしょう。
体力に問題はないか
タクシー運転手を目指すなら、体力も考慮しましょう。タクシー運転手には、「隔日勤務」という勤務形態があります。
隔日勤務とは、1回の勤務で2日分働き、翌日は明け番として休みになる働き方です。実働時間は1乗務あたり15時間程度あります。休憩は3時間ほど取れますが、長時間労働で夜勤もあるため、体力がない方だと辛くなってくるかもしれません。
タクシーの稼働は夜間がメインなので、日勤のみでは売上が上がりにくいというデメリットがあります。しかし、無理をすると体を壊す可能性もあるので、体力に自信がない場合は、日勤ができるタクシー会社で働くことも検討してみましょう。
まとめ
タクシー運転手に転職するときには、タクシー会社選びも重要です。タクシー会社によって給与形態や勤務形態、研修の充実度、営業エリアなどが異なるので、各社を比較して働きやすいところを探しましょう。
下記の記事にてタクシー会社選びのコツを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
タクシードライバーになるのは難しい?会社選びのコツを紹介
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