タクシー運転手がなりやすい病気はある?予防方法も解説

タクシー運転手の仕事に興味があるなら、職業病についても知っておきましょう。どんな病気になりやすいのか、あらかじめ把握したうえで対策をしておけば安心です。

今回は、タクシー運転手がなりやすい病気と予防方法について解説していきます。

タクシー運転手がなりやすい病気

タクシー運転手は、次のような病気になりやすい傾向にあります。

腰痛・肩こり

タクシー運転手は勤務中のほとんどの時間、運転席に座っています。長時間同じ姿勢を取り続けているため、筋肉が固まりやすいです。その結果、多くのタクシー運転手が腰痛や肩こりなどに悩まされています。

生活習慣病

タクシー運転手は、1回の勤務で2日分の仕事をして翌日が休日になる、隔日勤務が多いです。一般的なサラリーマンのような1日8時間の日勤だけの勤務形態もありますが、主流ではありません。

隔日勤務だと、毎日同じ時間に起きたり寝たりはできないため、どうしても生活が不規則になりがちです。

また、勤務日は外食やコンビニ弁当に頼ってしまっている方も多く、栄養バランスが偏りがちで健康に良くありません。

生活が不規則なうえに栄養バランスも偏っていると、肥満、心臓疾患、脳血管疾患などのリスクが高まります。

尿路結石

尿路結石は、水分不足になると発症のリスクが高まる病気です。タクシー運転手のなかには、トイレに行く回数を減らすために水分摂取量を抑えている方もいます。

尿路結石になると、腎臓の機能にも影響が出る場合があるため注意が必要です。

タクシー運転手が試したい病気の予防方法

タクシー運転手がなりやすい病気を予防する方法についてみていきましょう。

こまめに身体を動かす

休憩時やお客様が降りた後などには、軽くストレッチをするようにしましょう。身体を動かすと腰痛や肩こりのリスクが低減します。車から降りるのが難しい状況のときには、運転席に座ったままでも身体を動かすのがおすすめです。

また、十分な量の水分を摂取することが重要です。1日に2リットルの水を目安に飲みます。そして、尿意を催したら、無理せずにトイレに行きましょう。

トイレに行くことで身体も動かせるため、腰痛や肩こりと尿路結石の両方を予防できます。

食生活を見直す

勤務形態で生活が不規則になるのは致し方ありませんが、食生活を見直してみましょう。特に高カロリーや高塩分の食事はできるだけ控えるのが無難です。野菜不足にならないようにも意識しましょう。

お酒の飲み過ぎにも注意が必要です。お酒は適量にとどめておき、休肝日も設けましょう。

まとめ

タクシー運転手は腰痛・肩こり・生活習慣病・尿路結石などになりやすい傾向にあります。お客さんが降りた後にストレッチをするなどして、意識的に身体を動かすことが大切です。水分も我慢せず摂取しましょう。

自宅では食生活に気を配ることが大事です。塩分の摂りすぎに注意し、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。

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