タクシードライバーの給料事情!夜勤は稼ぎやすい?

タクシードライバーで夜勤をして多く稼ぎたいと考えている人もいるでしょう。その際に気になるのは夜勤の給料事情です。具体的にどのくらい稼ぎやすいのか把握した上で求人に応募したいものです。本記事ではタクシードライバーの夜勤の給料について解説していきます。

タクシードライバーの勤務形態は3種類

タクシードライバーの勤務形態は日勤・夜勤・隔日勤務の3種類です。日勤は一般的な会社員と同様の時間に出退勤します。夜勤は18時前後に出勤し翌日未明3時前後に退勤します。いずれも休憩を1時間挟んで実働8時間です。

隔日勤務は、日勤と夜勤を連続で行うような具合で、1回の勤務時間が20時間程度に及びます。このうち休憩は合計3時間です。勤務日の翌日は必ず休日になります。1ヶ月のトータルの勤務時間は日勤や夜勤と変わらず、1回の勤務時間が長い分だけ休日が多いのが特徴です。

もっとも稼ぎやすいのは夜勤(夜日勤)

3種類の勤務形態のうち、もっとも稼ぎやすいのは夜勤です。では、その理由について見ていきましょう。

深夜労働手当が付く

午後10時から午前5時までは、深夜労働手当の対象になっており、給料が2割5部増しになります。夜勤なら勤務時間の大半がこの対象です。

そのため、深夜労働手当の分だけ、夜勤の方が日勤よりも稼ぎやすくなります。深夜労働手当は労働基準法で規定されているものです。タクシー会社によって付いたり付かなかったりすることはありません。どのタクシー会社でも対象です。

ただし、法律上の規定のない手当やボーナスなどは、タクシー会社によって異なります。
タクシー会社のボーナスについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

タクシー運転手にボーナスはない?賃金形態で変わるボーナスの仕組み

夜の方がタクシーの需要が多い

タクシーの利用者は昼間よりも夜間の方が多めです。例えば、終電に間に合わなかった人が帰宅する際にタクシーを利用することがよくあります。

繁華街などでは、お酒を飲んでいる人もタクシーを利用するでしょう。繁華街から帰宅する際にタクシーを利用する場合には、距離も長めになることが多いです。

これに対して、昼間の時間帯は公共交通機関が稼働しており、お酒を飲む人もあまりいないでしょう。通院で利用する高齢者などはいますが、夜間ほどの需要はありません。そのような事情から、昼間よりも夜間の方が安定的に稼げます。

まとめ

タクシードライバーは夜勤では、勤務時間の大半が深夜労働手当の対象になります。夜間は昼間よりタクシーの需要が多いため、お客さんも拾いやすいです。タクシードライバーの仕事に就きたい人は、夜勤を選択肢として検討してみましょう。

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